つきあい残業から見る、日本人特有の目的と手段のはき違え

タイトルですべて書いてしまったわけですが、すべての行動には目的と手段が存在します。

彼女を作りたいからナンパをする。
彼女を作るのが目的で、手段がナンパです。

彼氏を作りたいから、街コンに行く。
彼氏を作るのが目的で、手段が街コンです。

100回ナンパや街コンに失敗して「次こそは!」となるのはバカがやることであって、100回失敗した時点で手段が目的となっていることに気が付くべきです。

このように、手段が目的と化していることはみなさんが思っている以上に多いです。

日本人特有の「右にならえ精神」

例を挙げると、会社にいる人ならわかると思いますが「目的のわからない会議」。

よくありますよね。
何を目的としたのかあいまいなまま「とりあえず」で開かれている会議。

もしくは、良くわからないけど毎日やっている朝礼。
役に立っているのか分からないけど、ほかのチームもやっているから、昔からやっていたからというだけで行われる無駄な行為。

これこそ典型的な「手段」が「目的」と化している現象です。

会議の目的は「問題となっている議題を解決する」のであって、会議を開くことが目的ではありません。

朝礼の目的は「チーム内で共有事項があれば伝達する」のであって、朝礼をすることが目的ではありません。

スマホのガチャは当たりを出すのが目的で回してるんだからさっさと当たりを出せ!

日本人に限って、というか外国の人のお知り合いが少ないので良くわかりませんが、日本人は特に手段と目的をはき違える人が多いです。

これはおそらく日本人特有の「右にならえ」と、「出る杭は打たれる」風潮が影響してるのでしょう。

欧米人は結果主義、日本人は経過主義というのを聞いたことがあります。

欧米は経過はどうあれ、結果さえ出していれば何も文句を言われません。
仕事中に音楽を聴いてようが、ドーナッツを食べてようが、いくら休もうが問題ありません。

一方、日本人は経過を重要視します。
結果を出そうが出すまいが、「頑張っている姿」を評価されます。
※当然、あるていどの結果は評価されますが。

だから「つきあい残業」なんてクソみたいな造語が生まれたりするのに、誰も違和感を感じないのです。

残業は悪か正義か

先日も、「自分の仕事が終わって他の人が残っているのに帰る新卒が多い!」といったようなネットニュースが流れ、大荒れしました。

「つきあい残業はしません」が約半数 新入社員意識調査

これこそ手段と目的をはき違えている典型的な例ですね。

残業をする姿を評価される社会のせいで、残業をすることが目的と化しています。
本来、残業の有無に限らず仕事を終わらせることが目的なはずなのに。

個人的には残業をするのは本人が無能なせいだと思っているので、残業はしたくないタイプです。
つきあい残業とか存在する意味わかりません。

本人が残業をするのは本人が無能だから。
そもそも終わらない量の仕事を振られてるならその上司のせい。
その上司もわらない量の仕事をしてるなら会社のせいです。

最近の若い人(20代とか)のほうがより結果主義になっているように感じます。
自分の会社でも、無駄な会議とかを開きたがるのは30代です。

逆に、能力がない人ほど残業や意味のない会議で自分の能力をアピールします。

ただ、今の日本は「頑張っている姿」を評価する経過主義なので、果たして残業をしない結果主義の人たちが輝くかといえばまだ微妙なのが日本の悪いところですよね。

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ABOUTこのブログを書いている人

いくつになっても生魚が食べられない20代。焼き魚は大好き。 SEO会社で働いており、コンテンツマーケティングを担当。 記事も書けて、ディレクションも出来るWebディレクターを目指してます。