コンテンツSEOにおけるリンクの価値を解説

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先日、とあるWebメディアを運営している方から「SEOとリンクの関係ってなに?」と聞かれました。
詳しく話を聞くと「上司がSEOにおいてリンクは大切であるって言ってるけど良くわからない」とのことでした。

ブログやWebメディアを運営している人たちでも、なぜSEOにおいて、さらにはコンテンツSEOと呼ばれている今でもリンクが強いのかをなんとなくで理解している人も居ると思います。
今回はそんな人たちに向けたSEOの歴史と、SEOとリンクの関係についてです。

コンテンツSEOと呼ばれる世の中でなぜリンクなのか

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技術的な話はさておき、「コンテンツSEO」と呼ばれる今、なぜSEOにおいてリンクが大事であると言われているのでしょうか?
答えは簡単です。

Googleが運用している検索アルゴリズムはまだまだ未完成だからです。


Googleはサイト内の記事(コンテンツ)が検索順位を決める際に一番大切であるといっています。
が、残念なことにGoogleはコンテンツの質の良さをまだ判断できていないのです。

そもそも、コンテンツの質を理解するには、世界中のあらゆる言語の文法を組み込んだアルゴリズムを作る必要があります。
世界中にいくつの言語があるかご存知ですか?

この回答に関しては学者によって諸説あるので、Ethnologueと呼ばれる キリスト教系の少数言語の研究団体国際SILが公開しているサイトを基準に見てみます。

2016年現在で、世界中に存在する言語は7,097言語と言われています。
これら全ての言語を網羅したアルゴリズムを作るのはいくら天才集団のGoogleでもなかなか難しいです。

そこでGoogleは考えたのです。
サイトの良い悪いを決めるコンテンツで判別できないなら、そのサイトに対して貼られているリンクの数をベースに考えればいいのではないかと。

人間社会でも、優秀な人間は友達が多いってことを、Googleはインターネットベースで考えたんですね。

そしてSEO業界の暗黒時代が始まった

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そして始まったのがブラックハットSEO呼ばれる、SEO業者が世界中であふれかえった時代です。ブラックハットSEOの時代では下記のようなことが当たり前のように行われていました。

これらの行為を今やると真っ先にGoogleからペナルティをもらいます。絶対に行わないでください

① 隠しテキスト、隠しリンク
⇒これは白い背景のところに白文字で文字を入れることによって、人からは見えないけども、Googleだけに認識できるキーワードを山のようにいれることです。Googleは人間に見えるものと、Googleが認識できるものを違う事を嫌います。

②コメントスパム
⇒無料のブログサイトのコメント欄等に、検索順位をあげたいサイトのURLを山のように貼り付けることです。昔はこのようなことをやるだけで簡単に検索順位を操作できました。

③ミラーリング(重複コンテンツ)
⇒簡単にいえばパクリ記事ですね。良さそうなサイトをコピーし、そのページからリンクを張ることによって一見「まともそうなサイト」に偽造することです。これに関しては今でもたまにやる人が居ますが・・・。

④有料リンク
⇒10万払えば適当なサイトから100本リンクを貼り付けますよという商売です。
SEO業界ではこれを「外部リンク施策」と呼んでいます。

これに関しては良いサイトからリンクを張る事は意味あれど、悪質なサイトからリンクを張ると検索順位が下がる可能性があります。
さらに、大規模な相互リンクサイトからのリンクもGoogleからのペナルティをもらう可能性があります。

⑤ワードサラダ
⇒もともとの語源は、精神病患者が話す支離滅裂な発言からきてます。
機械やソフトで単語をランダムに組み込み、一見すると普通の文章に読めるが人間が読むと意味が通じない文章のことです。

過去、Googleの文章を理解する能力が低かったから騙せた手法です。
今はもう通用しません。

ブラックハットSEO時代は、適当にサイトを作り、適当に記事を入れ、適当にリンクを張るだけで検索順位を上げることが出来ました。

ちなみに、過去、ブラックハットSEOを行っていた会社は今はどうなってるのかというと……

①倒産した
②ちゃんとGoogleの基本理念に沿ったSEOをしてる

のどちらかだと思います。
過去、このようなことがあった関係でSEO会社はうさんくさいと思われるのは仕方がない事だと思います。

会社名を出すといろいろ問題があるので出しませんが、いま日本に存在しているSEO会社はちゃんとしたところが大多数です。

ただ、未だにあまりよろしくない方法で金を取るSEO会社いうのも存在します。
そういう会社はネットですぐに悪評が出るので、SEOの仕事を依頼するときは会社名でよく検索すると良いと思います。ヤフー知恵袋、教えてGoo、2chとかもお勧めです。

Googleの転換期

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さて、GoogleはブラックハットSEOで学んだ反省を生かし、検索順位を決めるときはリンクではなく、コンテンツを見ると宣言をしました。
それが今のコンテンツSEOと呼ばれる時代の到来です。

しかし、さっきも書いたようにGoogleアルゴリズムはコンテンツの良い悪いを完璧に読み取れません。
なので、ある程度はリンクの力を必要とすることになります。

Googleは自社の基本理念において「Web上での民主主義は機能し、リンクはそれに対する投票数である」としています。
サイトの順位を上げたいなら、無理にリンクを集める必要はなく、検索ユーザーに優しいサイトを作れば自然とリンクは集まっていくということです。

いま、GoogleはRankBrainと呼ばれる人工知能を使った検索アルゴリズムの研究を行っています。
人工知能というとアイロボットやターミネーターなど「自分の意思で学び、行動するロボット」であると考える人はたくさんいると思います。

しかし、そういった意味での「人工知能」に関してはあと20年~40年はかかるといわれています。

これはディープラーニングと呼ばれる「ロボットが一切、人間の手を借りずに学習をする」システムがまだまだ完成する予定が無いからです。
現状、どんな人工知能と呼ばれるモノでも人間の手を介さずに学習、進化をし続けることはできないのです。

まとめ

Googleはコンテンツだけで検索順位を決めたい。
しかし、Googleが提供する人工知能「RankBrain」は未熟である。
なのでサイトの質を決める際、そのサイトに対する「外部から張られているリンク数」というのは一定の判断価値を持っているし、今後もなくなることはない。
だから、コンテンツSEOと呼ばれる今の時代でもリンクが大切であると言われています。

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ABOUTこのブログを書いている人

いくつになっても生魚が食べられない20代。焼き魚は大好き。 SEO会社で働いており、コンテンツマーケティングを担当。 記事も書けて、ディレクションも出来るWebディレクターを目指してます。