SEOにおいてリライト記事は効果あるのか?

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先日、知り合いのオウンドメディア運営者がフェイスブックにて怒りの声を上げていた。
どうやら自分たちのオウンドメディアの記事をリライトし、自社のメディアコンテンツとして公開している”企業”があるらしい。
個人レベルならまだしも、会社レベルで自社メディアにリライト記事を載せる人がいるとは驚きですね。

そもそもリライト記事って何だい?
Web上にある既存のコンテンツの語尾を言い換えたり、表現を言い換える作業を行って、あたかもオリジナルなコンテンツであるかのように表現することだね。
今回は、リライト記事はコンテンツマーケティングと、SEO的にはどうなのかという点を話すよ!

まずは結論から。「リライト記事はSEOに効果を持つのか?」

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リライト記事は、やる側の良心の問題さえ解決できればSEOには一定の効果を持つし、今のところ具体的な対策法もないです。

前の記事でも書いたように、Googleは現状コンテンツを一番重要視するとは言ってますが、コンテンツの中身を識別するレベルまではいってません。つまり、リライト記事をGoogleは見抜けないのです。

じゃぁ何も手段はないのかと言われると難しいラインなのですが……
基本的にGoogleはコンテンツの独自性を重要視します。
おそらく更新日付(というか※クローラした順?)で先に生まれたコンテンツなのか、後に生まれたコンテンツなのかの判断くらいはしてるのでしょう。

クローラー:Googleの検索エンジンBOTがサイトを巡回すること。クローラされて初めて検索エンジンのそのサイト(ページ)が認識される。新たに生まれたサイトほどクローラの優先順位は低い。

しかし、この独自性をGoogleはどれくらい見抜けているのかという点は疑問が残ります。
自分のサイトを丸コピーされたサイトが元サイトよりも上位に表示されたという話もありますからね。

そもそも、大手クラウドソーシングサイトでリライト記事の作り方に関しての作業ページが出てるあたり、需要が高い=効果があるのでしょうね。

ネットから拾ってきた情報を組み合わせるだけで、キュレーションサイトを名乗ってる大手メディアもあるくらいだから、ネットにおける著作権の概念は確実に薄れつつあるね

リライト記事と参考記事の違いについて学ぶ

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リライト記事がダメなら、記事を作る際にいろんなサイトを参考にしてその情報をまとめるのもダメなの?
難しい質問だね。法律的なことに関して言及せずに言うと、自分が書いた記事に対して自信をもって「それは自分のオリジナルの記事である」と断言できるなら、それはオリジナルの記事であると言っていいと思うな。
この「自信をもって」というのは、裁判沙汰になっても真正面から争えるくらいの気持ちがあるならってことにも言い換えられるね
自分の書いた記事が著作権違反だ! と訴えられても「この記事は自分の記事です」と真正面から争う自信があるか無いかってことが一定の指標になるってことだね

ライターに仕事を依頼する際や、記事を作る際に「情報元をはっきりとしろ」って言う事があります。
記事を作る際に、すべて自分の体験だけで書ける人はなかなか居ません。
そうなると、他の人が書いた記事を参考にしないといけません。

そうなると大切になってくるのは「他のサイトにこうこう書いてありました」ではなく「他のサイトにこうこう書いてありました。なので、自分がもっと詳しく調べた結果、こう思います」って部分だと思うんですよね。

メディアにおけるファンを増やすということ

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他のサイトに書いてある情報を集めて記事を書くなんて仕事は誰でもできる仕事なんですよ。
そしてライターに求める仕事はそんな仕事じゃないです。

自分たちが欲しいのは「あなたはどう思ったの?」っていうライター自身の独自性、オリジナリティ性なんですよね。
ここで独自性を生まないと、いつまでたってもそのメディアや記事に対するファンは増えないと思います。

今のWebにおいて全く新しい情報ってのはほぼないと思ってます。
つまり自分が書こうとした記事も、8割がたは過去に似たようなことを書いている人が居るはずなんだ。

当然ながら自分のこの記事もね

じゃぁ、どうやってそれらの記事を差別化をさせるのかというと、書いている人がどう思うのかを書くってこと
コンテンツに自分の想いを載せるってことだと思います。

これがSEO的にも、コンテンツマーケティング的にも大切なんだよね。
これを繰り返すことで「○○さんが言うなら信用できるな」っていう信頼性と、ファンの獲得につながると思う。

検索上位に表示されるサイトも、中身を読み解いてみれば似たようなことを書いているサイトは山ほどあります
じゃぁどこで差がつくのかというと、誰が書いているのか、どこに掲載されているのかって点なんですよね。

自分だってどんなに興味なさそうなタイトルでも、「掲載元:LIG」ってなるだけで「見てみるか」ってなりますし、「掲載元:サイボウズ式」となるだけで「信頼できる情報だな」と思います。そしてこれらの信頼性は、リライトした記事を載せるだけのメディアは手に入れることが出来ません。

成功するメディアと失敗するメディア

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成功するオウンドメディアと、失敗するオウンドメディアには二つの法則があると思います。

成功するオウンドメディアは
独自性を生み出す⇒独自性に惹かれた読者がファンになる⇒結果的に検索上位に表示され続ける⇒さらにファンが増える

失敗するオウンドメディアは
ただネットで拾った情報を集める⇒拾ったキーワードである程度の人は見に来る⇒なんの独自性もないのでファンにならない⇒検索上位に上がり続けない

成功するメディアは上記の成功する流れができています。
コンテンツって書かれていること+書いた人の想いで作られるんですよ。

書いた人の想いってのはリライト記事では表現することが出来ません。
なぜなら、それを書くために費やした時間や、気持ちはそのコンテンツを作り上げた本人しか分からないから。

そういった意味でも、リライト記事を作るメディアは、その記事を読んだ別の誰かがその記事をリライトした場合、あなたの記事の検索順位は下がる可能性が高いです。

なぜならGoogleが求めるコンテンツは独自性があり、情報が新鮮であるものだから。

リライト記事には独自性はなく、誰かがまた似たような記事を作った場合、新鮮さは消えますよね。

記事を作る時に自分の想いや考えを載せることでより、そのコンテンツにおけるオリジナリティが生まれます。
このオリジナリティこそが、真にGoogleが求める事、つまりはユーザーが求めることにつながるのではいのでしょうか。

まとめ

ライターの独自性を出すことである程度のリスクは出てくるけど、リスクを恐れていたらつまらない記事にしかならないってことだね
ライター自身の独自性を出すことが、Googleが求める”独自性のあるコンテンツ”に繋がるんじゃないかなと思うね。
これが出来ないメディアは今後衰退するだろうし、逆にこれにいち早く気づいたメディアはどんどん成長していくと思う。さらにこれを意識できればSEO的にも強い効果を持つことになる。
あなたのメディアは大丈夫?

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ABOUTこのブログを書いている人

いくつになっても生魚が食べられない20代。焼き魚は大好き。 SEO会社で働いており、コンテンツマーケティングを担当。 記事も書けて、ディレクションも出来るWebディレクターを目指してます。