もう、バズる為のコンテンツを作るのから卒業しよう

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拝啓
オウンドメディアの運営に疲労してる人たちへ

日々、私も含めメディアの更新記事の締め切りに追われているオウンドメディアorコンテンツマーケティング担当者各位。
いかがお過ごしでしょうか。
今日も明日も締め切り日ですね。

先日、「Facebook WEBライターグループ オフラインミーティング」に参加してきました。

「WEBライターグループ」とはFacebook上にあるWEBライター同士の情報共有を目的としたグループです。参加者は約1400人。

自分の周りには滅多にいないWebライターという人たちが、Facebookの特定のグループ内だけで1400人もいるのはなかなか感慨深いです。

このグループの主催者は武者良太さん。以下プロフィールより引用。

1971年生まれ。1987年よりパソコン・ゲーム雑誌で執筆活動を開始。90年代に株式会社三才ブックスに入社して編集業務に携わる。退社後はフリーライター/エディター/カメラマンとして活動。2000年よりIT企業のメールマガジン編集/執筆、WEB上のPR/ADサイトのコンテンツ作成を手がける。2006年にライターとしてギズモード・ジャパンに参画。以後WEBメディアを中心としてライティングを行う。元Kotaku Japan編集長。

そのなかで、とあるオウンドメディアを運営している方とお話をする機会がありました。

私もオウンドメディアを運営しており「なるほどな~!」と思う事も多数ありました。
それについて書いていこうと思います。

更新頻度が月300記事って凄いな

そのオウンドメディア運営者は月に300記事更新してると言ってました。
計算上は1日10記事更新です。素直に「すげぇ」と思いましたね。

自分の運営しているオウンドメディアは週に2回の更新という、オウンドメディアとしてはかなり少ない方です。
これはSEOをメイン事業とする会社のコンテンツを扱う部署として

「使い捨てのコンテンツを大量消費することは良くない」

とかいうカッコイイ考えがあったわけではないです。
そうなんだ、無いんだよ、すまない。
メインの業務が忙しすぎるんだ。

月に300記事を更新しているその担当者の方は会社に泊まることも多数あり、終電上等な勤務スケジュールらしいです。
恐ろしい世界ですね。

この話をしていて、真っ先に自分が思い出したのが下記の記事です。

もう中途半端に「コンテンツマーケ」とか言い出すの、やめよう

正直、ライバルを増やしたくないから読まれたくないです。ただ、自分の考えに100%マッチングしてる記事です。

メディアの価値とは

「メディアはこうあれ」という高尚なことを言うつもりはないですが、最近のオウンドメディアの乱立と、使い捨て上等のコンテンツを見ていると「ひでぇ世界になったな」と思います。

SEO、特にオーガニック検索からの流入数を増やすのは短時間で出来ません。
これはどんなSEO会社でも同じことを言います。
言わないところとは契約を切りましょう。

なら、すぐに結果は出したいとなったらどうするのか。
「数あるコンテンツ、数打ちゃバズるの方針でSNSから流入を狙うか、月に数百単位の記事でひたすら広い範囲のキーワードを拾い続けるしかないんですよ。

永遠に。

forever

バズは瞬間風速である

これは私自身の持論なんですが、バズは瞬間風速だと思っています。
確かにバズれば一気にサイトへのPV数も増えます。
が、それはあくまで瞬間風速であって、一過性のものです。一週間後に忘れられます。

バズマーケティングの成功例としてはLIGオモロコが真っ先に頭に浮かぶと思います。

最近のLIGはちょっと精細欠けてきた? と個人的には思うのですが(もしくは方向性を変えたか)、まだまだ「バズらせる」という部分では強いオウンドメディアです。⇒LIGの編集長が変わったそうです。

彼らは適当に記事を作ってバズらせてるのでしょうか?

ノー。それはあり得ません。
彼らには蓄積されたノウハウがあります。適当に記事を書いてバズってるわけではありません。

それなのに、何のノウハウも経験もない新設されたオウンドメディアでバズをしょっぱなから狙うのはちょっとまずいと思います。

その道はいばらの道です。1か0かのギャンブルです。

それでもまだバズを狙いますか?


バズを狙うのを悪とは言いません。
ただ、バズらせたいが為に、大量のコンテンツを使い捨てにするのはやめましょう。

下手なコンテンツも数打ちゃバズる

army

「下手なコンテンツも数打ちゃバズる」の考えで記事をすごい勢いで更新してるオウンドメディア、最近すごい増えてる気がします。

それってメディアを名乗る上でどうなのよ。煽り記事で購買欲を満たす週刊誌となんも変わらないじゃん。
読まれて、電車の網棚に捨てられて、終わるコンテンツ。

まだ週刊誌の方がいいですよ。あれは読まれる=収益になりますから。

Webコンテンツだとそうなりません。
読まれて、読んだ人がサービスを利用して、そこで初めて利益につながります。

そこにどうやって繋げるのか、そこに繋がるためのコンテンツの導線をどう作るのか。

それを使い捨てのコンテンツでどうやって導線を繋げるのか。
その導線は本当につながってるのか。
繋がってると思っていただけじゃない?

今一度振り返っても遅くはないと思います。

1文字1円以下の世界へようこそ!

welcome

月に数百単位で記事を更新するとなると、自社内で完結するのはまず無理です。
そうなると必然的に、外部ライターを使うことになります。

知ってますか、クラウドソーシングにおける外部ライターの実情
ブログ記事などの軽い文体のモノなら、一文字0.5円くらいで書いています。

2000文字の記事を1時間で書いたとしても時給1200円です。

2000文字といえば原稿用紙5枚分です。
一般的に準プロと呼ばれる人でようやく一文字2~3円です。

coin

それでも、本当にいい記事を書きたいんです!というライターの方は数ごく少数ですが居ます。

一方で、既存の記事をリライト(語尾を変える、表現をかえるなどして楽してコンテンツを作る)記事を沢山載せるオウンドメディア・ライターも沢山あります。
NAVERまとめとかの大手キュレーションサイトもそうですよね。

Webライターの多くは楽に金が稼げるからWebライターになってるのであって、文章を書くのが好きだらかWebライターやってるんじゃないんですよね。

ここをはき違えると、編集者、メディア運営者として超苦労します。

コンテンツマーケティングの成功例

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上で紹介したものと全く同じになりますが、Webライダーという会社が運営するナースの仕事術というメディアがあります。

はっきり言います、このサイト化け物です。
記事数61(4/11現在)で毎月百万のアクセスがあります。

月に300更新してようやく数万のアクセスのサイトがある一方で、サイト全体の記事数が61なのに月に百万単位のアクセスを稼いでいるメディアもあります。

これがまさにコンテンツマーケティングの大成功例だと思ってます。

このメディアを運営している人の記事校正の流れを見させてもらったことがあるんですが、単語単位で文字校正をしてます。
とことんまで「読者の為になる事」を意識してるんでしょうね。

自分の超えるべき目標の一つです。

まとめ

「SEOは短期間で効果が出るものではなく、さらにその中でコンテンツSEOはより一層時間がかかるものである」

これをちゃんと理解してオウンドメディアを運営しないと、自分が壊れるか、会社が壊れるかの二択だと思います。

最後に、上記のナースの仕事術を運営しているWebライダーの社長である松尾茂起さんの勉強会での言葉を贈りたいと思います。(ある程度あやふやなところもあります)

去年読んで、今も覚えている記事を三つあげてみてください。すぐに思い出せますか? それの発行元を覚えていますか? 毎日のように大量の記事を読んでいても、誰もその記事を覚えていないし、発行元も覚えていないのです。そんなコンテンツマーケティングに意味はありますか?

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ABOUTこのブログを書いている人

いくつになっても生魚が食べられない20代。焼き魚は大好き。 SEO会社で働いており、コンテンツマーケティングを担当。 記事も書けて、ディレクションも出来るWebディレクターを目指してます。