WELQとウェブライダーから学ぶコンテンツマーケティングの成功法

自分の尊敬している人に松尾茂起さんと言う人がいます。
この人は株式会社ウェブライダーという会社の代表をしている人なのですが、年に何回かセミナーも開いています。

個人的には松尾茂起さんは、コンテンツマーケティング界でぶっちぎりのトップを走り続けている成功者だと思っています。
WELQの全記事閉鎖事件が巷を騒がしているコンテンツマーケティング界ですが、今後求められるであろうことをまとめていきます。

松尾茂起ってどなた?

松尾茂起さんはコンテンツマーケティングを取り扱っている株式会社ウェブライダーの代表です。
有名なサイトで言うと「ナースが教える仕事術」「俺の薬局」、書籍で言えば「沈黙のWebマーケティング」「沈黙のWebライティング」などを出版しています。

何故自分がここまで松尾さんを尊敬しているのかというと、この人が代表を務める株式会社ウェブライダーは、コンテンツマーケティング界でぶっちぎりのトップを走り続けていると思っているからです。

松尾さんが作成した「ナースが教える仕事術」と言うサイトは、運営から一年、記事数43記事で月間100万PVを達成しています。
さらに、ページの平均滞在時間が5分超え。
ブログ(はてなブログは除く)やアフィリエイトサイト制作経験がある人なら分かると思いますが、この数ははっきり言って異常です。
ここまでの成功例を自分は他に知りません。

コンテンツマーケティングといえば、最近はWELQ騒動が続いてますね。
「死にたい」で検索順位トップを出したのに、「自殺をするのは自分が悪い」というようなニュアンスの文章を掲載してクソ炎上しました。

と書いているうちにWELQの記事が全記事非公開になりました(2016年11月30日現在)

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個人的にはWELQ自体がクソなのは言うまでもないのですが、WELQ騒動に言及している「対してSEOもコンテンツマーケティングの知識もないブロガーが、自分のサイトのアフィリエイトに誘導したいが為にバズワードである「WELQ騒動」について聞きかじったことをあたかも自分の考えであるかのように書くこと」に心底腹が立っていますが、それはまた別の機会に。

心理学とコンテンツマーケティング

松尾さんはセミナーで「システム1とシステム2」に関する話を毎回しています。
(2016年のセミナーに何回か参加しての所感)
システム1、システム2というのは、アメリカの心理学者「ダニエル・カーネマン」が提唱している「人間がどうやって物事を判断しているのか」を体現した言葉です。

ダニエル・カーネマン

このシステム1とシステム2ですが、非常に簡単に言ってしまえば「人間はシステム1で脳内で簡単な情報処理をし、システム1を通過した物だけシステム2へ行く」といったことです。

分かりにくいので人間の恋愛に例えましょう!

一般論でいうと、人を好きになるのはまず

①外見でその人を判断し
②内面を知って好きになる

のフローを経過しています。
外見に嫌悪感がある場合、その人の内面を覗くまでいきません。
逆に外見が良い場合、ある程度の内面の悪さはカバーできます。

これをシステム1と2に分けると

①外見でその人を判断し(システム1)
②内面を知って好きになる(システム2)

となります。
つまり、第一印象(システム1)が良くない限り、その人を好きになる(システム2)確率は少ないということですね。
恋愛もこれに基づいてます。

システム1とシステム2についてもっと詳しく知りたい人は、ダニエル・カーネマン著の「ファスト&スロー」を読んでみると良いかもしれません。かなり難しい本ですが。

コンテンツにおけるシステム1とシステム2

このシステム1とシステム2ですが、恋愛に限らずコンテンツにおいても同じことが言えます。

まず、システム1。
コンテンツにおけるリード文、見出し、文全体の読みやすさがこれになります。
Web上には山ほど無料のコンテンツが存在するので、リード文がつまらない文章、読みづらい文章はまず読まれません。
それくらい読者は「コンテンツにシビア」になっています。

自分が何度も「記事を何度も読み直し、何度も修正して読みやすい文章にしろ」と言っているのもこれが関係しています。
読みにくい文章は、文字通り読まれないのです。

次にシステム2
これはコンテンツ自体のクオリティですね。
誤字脱字が無いのか、「てにをは」はしっかりと出来ているのか、論理的な文章になっているのか。
コンテンツの質がここに分類されます。

リード文や文章全体の読みやすさ(システム1)が悪ければ、誰もコンテンツ(システム2)は読みません。
さらに、リード文や文章全体の読みやすさ(システム1)が良くても、コンテンツ(システム2)が悪ければ離脱率は上がっていきます。

ね、恋愛とコンテンツは同じでしょ?

love

恋愛もコンテンツもファーストインプレッション(はじめまして)が一番大切です。
そころ疎かにする限り、どちらも成功はあり得ません。

「もっと女性には内面を見てほしい!」

という人は、その前に外見を磨く”努力”をしましょう。

「もっとコンテンツを読んでほしい!」

と言う人は、その前に”他に磨ける部分が無いか”探しましょう。

このサイトで恋愛と心理学を取り上げる理由

恋愛では一部の例外もありますが、外見が良ければ、内面がひどくても許され場合もあります。
しかし、外見が悪いとそもそも内面まで見られません。
生理的嫌悪感とかその代表例ですよね。

なぜ、Webマーケティングを題材にしたこのサイトで心理学や恋愛に関することを取り上げているのかは、これに関係してきます。
恋愛とコンテンツって似てる部分が多いのです。
恋愛と心理学を学べば、自然とコンテンツマーケティングの知識も向上していきます。

恋愛も、コンテンツマーケティングも「人の心を自分に引き付ける」という点ではどちらも同じですしね。

まとめ

ウェブライダーが提供している「ナースが教える仕事術」や「俺の薬局」はWELQと変わらない医療系キュレーションサイトです。
文字数もどちらも5000文字近く。
なのに何故WELQは炎上し、「ナースが教える仕事術」や「俺の薬局」は成功しているのでしょうか?

答えは簡単。
コンテンツマーケティングに対して正しい知識を持っているか、持っていないかの違いです。

WELQは1記事に対して文字単価1.5~2円ほど払っていることが判明しました。
5000文字だとして、7500円から1万円。
おこづかい稼ぎが目的のライターにとってはそこそこ良い稼ぎになるでしょう。

一方、「ナースの仕事術」は同じ文量で、支払っている額は最低3万であると「沈黙のWebライティング」で言っています。
さらに、実際に医療サイトであれば医者や看護師、転職サイトであれば転職エージェントがすべて監修として入っています。

なぜ、ここまでウェブライダーはコンテンツに対して費用をかけるのでしょうか?
答えは簡単。
それがコンテンツマーケティングで成功する一番の方法だからです。

より良いコンテンツを読者に届けるというGoogleの基本理念に対して、邪道で立ち向かい、一時の繁栄の元大炎上したWELQ。
より良いコンテンツを読者に届けるというGoogleの基本理念に対して、真摯な心で対応しているウェブライダー。

どっちが成功するかは言わずもないですね。

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ABOUTこのブログを書いている人

いくつになっても生魚が食べられない20代。焼き魚は大好き。 SEO会社で働いており、コンテンツマーケティングを担当。 記事も書けて、ディレクションも出来るWebディレクターを目指してます。